旦那の浮気が原因で、過呼吸の症状が多発するように…!!
30代後半の兼業主婦です。
仲の良いママ友がいるのですが、かわいそうなことに旦那様の浮気が原因で病気がちになってしまいました。
以前はスポーツなどもよくされて、とても健康的なキレイな人だったのですが、今は見違えるようです。
いつも泣きはらした後のような厚ぼったいまぶたで、げっそりとやつれてしまいました。
彼女が語った経験を出来る限り詳しく書きます。
友人Kさんは幼稚園児・小学生と二人のお子さん、5歳年上の旦那様と4人で暮らしています。
Kさんの実家は町内にあり、子ども達はお婆ちゃんによくなついています。
お父さんが数年前に病気で亡くなってから、Kさん自身もお母さんを慰めるつもりでかなり頻繁に実家に通っていました。
また、たまたまその実家の近所のお店でパートを募集していたので、レジ係として勤めるようになりました。
こんな生活ですから、子ども達はずっと仕事で家にいない時間の方が長いお父さんよりも、お婆ちゃんやその家に親しんでいました。
彼らが「うち」というと、それはお婆ちゃん宅のことを指したほどです。
こんな風に、実家との良い距離を保ちつつ、旦那様との関係も円満でパート仕事にも励んでいたKさんの生活は充実していました。
ところがある時期、旦那様が体調を崩して2週間ほど仕事を休みました。
命に別状はなかったのですが、安静が必要とされ、旦那さんはしばらく自宅静養していました。
これは結婚11年目のKさん夫婦にとってはとても珍しい事態だったのですが、Kさんは何かぎこちないものを旦那様の存在に見ていたようです。
しばらくして完全回復した旦那様は復帰し、やがて年末年始の地方出張の時期になりました。
今までなら多少遠方でも日帰りしていたのに、なぜかその年からはホテルに連泊してしばらく帰ってこない日が続いたそうです。
帰ってきても忙しくばたばたとしてばかりで、夫婦の間に会話などはあまりありませんでした。
何だか変だ、とKさんが思い始め、その疑惑の目を旦那様が受け取って「何だよ?」と剣呑なやりとりが続いたのです。
その後、全くの偶然からKさんは旦那様の浮気を知りました。
旦那様がうっかり残したクレジットカードの使用明細を見て、自分がクリスマスにもらったものと同じ香水を2本購入していたことが判明したのです。
しかも、自分はもらっていないコスメセットの記載もありました。
自分と同じ香りを、旦那は他の女に着せて喜んでいる!
そんな風に理解した途端、Kさんはふらふらとめまいを感じて崩れ落ちました。
気が付けば床にへたり込んで荒く息をし、過呼吸の状態に陥ってしまったのです。
その後、旦那様と顔を合わせるたびに激しい不安に襲われ、気分が悪くなって過換気症候群を引き起こすようになりました。
とてもやっていけない、と思ったKさんは実家に避難しようと思いました
旦那様には年末の休みを実家で過ごす、と告げかけたところ、「そんな近いのにどうして泊まるんだ」と言われたのです。
どう言い返そうかと思いあぐねていると、旦那様は続けました。
「Kはそうやっていつも俺をないがしろにする!実家にいる方がここにいるより長いんじゃないか、お前の家は今でも向こうのつもりなんだろう?」
「俺が病気で療養していた時だって、お前は実家にいってばかりで、俺のことなんか構ってもくれなかったじゃないか!」
Kさんはその瞬間、自分が今まで知らずに旦那様に与え続けていた寂しさに気が付いたのです。
旦那様の実家は北海道で、年に一度帰省できるかどうか。
そんな義実家に寂しい思いを寄せていただろうことに思いが及ばず、また自分があまりに実家に近寄りすぎていたことをも痛感したのです。
ですがこの一件を境に、Kさんと旦那様の間には深い溝が出来上がりました。
Kさんはそれ以降も、いくつも浮気の証拠を見つけてはいるのですが、旦那様の寂しさの原因を自分が作ったと罪悪感を感じてしまい、責めることができずに一人で抱え込んでしまっているのです。
相変わらず、旦那様と一緒に長くい続けると、めまいや激しい動機、そして呼吸の乱れが頻繁に出るようになりました。
今はお母さまと旦那様にどう言い出すかを考え、じきに医療機関に相談するつもりだと言っています。